その他の代謝産物の目次

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その他の代謝産物に関する最上位のページです
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  1. 比較的単純な構造の物質: NO など
  2. アミン
  3. 有機酸
  4. アルコール
  5. 補酵素およびビタミン
  6. ケトン体
  7. 芳香環をもつ物質: フェノール誘導体など
  8. アルカロイド

水素、酸素などの元素は、元素の目次 のページに移動しました。


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比較的単純な構造の物質

  1. 二酸化炭素 CO2
  2. 一酸化窒素 NO

アミン類 Amine

アミン amine とは、アンモニア NH3 の水素原子を炭化水素基 R で置換した化合物の総称である (1)。窒素原子だけを含む複素環式化合物にはアミンの性質をもつものがあり、これらは一括して環式アミンと言われる。

英語での発音は ['eɪmiːn] で「エイ」にアクセントがある。amino [ə'miːnəʊ] とは a の読みもアクセントの位置も違うので注意すること。

アミン

  1. アミンの概要
  2. アンモニア
  3. コリン
  4. セロトニン
  5. TMAO: トリメチルアミン、トリメチルアミンオキシド
  6. スペルミン、スペルミジンはとりあえずアミンの概要のページに載せました。

カテコールアミン

  1. ドーパミン
  2. ノルアドレナリン
  3. アドレナリン: とりあえずはカテコールアミンのページを参照のこと。
  4. ホモバニリン酸

環式アミン

  1. ピリジン

有機酸

核酸およびその関連化合物

核酸 nucleic acids とは、塩基 base および糖 sugar で構成された骨格およびリン酸基から成るヌクレオチド nucleotide がリン酸エステル結合で連なった生体高分子をいう。DNA および RNA が有名である。

核酸に関連する基礎的項目、遺伝学、実験をまとめて 核酸の目次 に移しました。


その他有機酸

-COOH をもつ脂肪酸のうち、ギ酸と酢酸はここに分類しました。その他の脂肪酸は このリンク から脂肪酸のページへどうぞ。

  1. ギ酸
  2. 酢酸
  3. アスコルビン酸 (ビタミンC)
  4. ピルビン酸
  5. 乳酸
  6. ニコチン酸
  7. GABA: γ-アミノ酪酸
  8. 安息香酸
  9. 馬尿酸
  10. クレアチン
  11. 胆汁酸
  12. クロロゲン酸 (構造): コーヒー豆から初めて単離され、多くの植物に含まれる酸。ポリフェノールの一種で、抗酸化作用をもつ。

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アルコール

  1. メタノール
  2. エタノール
  3. イノシトール
  4. グリセロール

補酵素およびビタミン

ビタミン vitamine は、本来は生体に存在するアミン vital + amine の意味であったが、現在は「体外から摂取する食品の成分で、タンパク質、脂肪、炭水化物、無機塩類および水以外で、動物の正常な発育に微量であるが欠くことのできない特殊な有機物質の総称」である (1)。英語での発音は ['vitəmin] または ['vʌitəmin] であり、後者の方が一般的なように思う。

ビタミンは補酵素 coenzyme 合成の原料となったり、抗酸化物質として働いたりするなど多くの機能をもち、このサイトではさまざまなカテゴリーに散らばっている。

補酵素

  1. 補酵素の概要と目次
  2. NAD+ と NADH
  3. NAPDH: NADH との違いを中心に
  4. FAD と FADH2
  5. コエンザイム A (CoA)
  6. コエンザイム Q (ユビキノン)
  7. チアミン二リン酸: ThDP

ビタミン

  1. ビタミン B1: チアミン Thiamine
  2. ビタミン B3: ニコチン酸
  3. ビタミン B7: ビオチン
  4. ビタミン B9: 葉酸 Folate
  5. アスコルビン酸: ビタミン C

ケトン体 Ketone body

  1. ケトン体の概要
  2. アセト酢酸
  3. β-ヒドロキシ酪酸
  4. アセトン
  5. 脳のケトン体代謝

芳香環をもつ物質

  1. フェノール
  2. プリンおよびプリン体
  3. 安息香酸
  4. リグニン
  5. クルクミン: ターメリックの健康成分

アルカロイド

  1. アルカロイドの概要
  2. モルヒネ

参考文献

  1. 岩波 理化学辞典 第 4 版.

このサイトでは、私が持っている 1987 年の第 4 版を引用していることが多い。1998 年に第 5 版が発行されている。

ネット情報の問題点の一つは、信頼できる定義になかなか出会えないことである。Wikipedia には定義らしいことが書いてあり、普段の調べ物には十分なことも多いが、正式な資料を作るときにはその引用は避けたいものである。

そんなときに役に立つのが理化学辞典や生化学辞典。中古でも古い版でもよいので、とにかく 1 冊持っておくと仕事がはかどる。