様々な t 検定
12-14-2014 updated
- 対応のある t 検定
- 平均値と pooled variation を使った t 検定
対応のある t 検定
2つのデータセットに対応がある場合に用いる。他の2つよりも検出力が高くなる(有意な差を見出しやすくなる)ため,データ形式に応じて正しく使うべきである。
- 10 人が 50 m 走のタイムを測定した(データセットA)。その人たちが 1 週間のトレーニングを行い,再び 50 m 走のタイムを計った(データセットB)。A と B のデータは同じ10人から得られているので対応がある。
- たとえば,10人に含まれる「鈴木さんの A のタイム」は,「鈴木さんの B のタイム」と対応している。トレーニングの効果を知りたいなら,他の人の B のタイムではなく,鈴木さん自身の B のタイムと比較するべきである。
References